2012年度
◎東京大会
<日時>
2012年9月8日(土)・9日(日)
<場所>
法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎
共催:日本公益学会
法政大学大学院政策科学研究所
法政大学大学院公共政策研究科「現代政治分析研究」講座
テーマ:「地域としての日本と地方政治の課題」
<プログラム>
9月8日(土)
開場(9:30)
開会挨拶(理事長・白鳥浩、9:55~10:00)
1-1 地方政治報告会1(10:00~11:30)
地方政治の現場から
司会 浅野一弘(札幌大学教授)
報告 荻原隆宏(横浜市議会議員)
「住民による政策選択が可能な地方政府形態・地方議員選挙の実現を目指して」
佐藤成子(静岡市議会議員)
「地方公共団体から地方政府への転換:二元代表制を担う議会・議員の責務について」
黒川滋(朝霞市議会議員)
「ある投票率30%台のベッドタウン都市の政治構造について:埼玉県朝霞市の保守性と可能性」
1-2 研究者セッション1(10:00~11:30)
地域政治研究のフロンティア
司会 岡田浩(金沢大学教授)
報告 矢内勇生(早稲田大学助手)
「分割議会と立法:強い二院制議会の意味」
平野淳一(神戸大学助教)
「平成の大合併後の市長選挙」
討論 堤英敬(香川大学准教授)
昼食(11:30~13:00)
2 日本地方政治学会・日本地域政治学会 学会賞授与(13:00~14:00)
記念講演・北欧の地方自治が示唆する道
岡澤憲芙(早稲田大学教授)
「合意形成型政治と地方政治:スウェーデン型国民統治の事例」
3 共通論題1(14:05~15:45)
シンポジウム・北欧の地方自治:高負担時代への視座
司会 岡澤憲芙(早稲田大学教授)
報告 穴見明(大東文化大学教授)
「スウェーデンの地方自治と民主主義」
白鳥浩(法政大学教授)
「地方政治における議院内閣制:ノルウェーの事例」
藪長千乃(文京学院大学教授)
「フィンランドにおける地方自治制度改革:持続可能な自治体を目指して」
4 共通論題2(16:00~17:40)
体制選択と国-地方関係の転換:ポスト新しい公共とポスト地域主権の課題
司会 山本啓(山梨学院大学教授)
講演 浅野善治(大東文化大学教授)
「営利、非営利活動と公共:税により負担すべきもの」
河村たかし(名古屋市長)
「脱増税と地方政治」
討論 廣瀬克哉(法政大学教授)
白鳥浩(法政大学教授)
懇親会(18:00~20:00)
9月9日(日)
5-1 地方政治報告会2(10:00~11:30)
地方政治の現場から
司会 秋吉貴雄(熊本大学教授)
報告 木村哲也(千葉県議会議員)
「地方分権時代における県議会の存在意義」
作山友祐(神奈川県議会議員)
「大都市制度の検討:神奈川県と政令市の関係」
野本貴之(富士宮市議会議員)
「議会と住民のコミュニケーションについて:議会の広報活動の強化」
5-2 行政官セッション(10:00~11:00)
首都圏の行政:大都市の現状と課題
司会 藪長千乃(文京学院大学教授)
報告 川島由華(さいたま市役所職員)
「地域活性化総合特別区域への取り組み状況と課題について」
竹内真雄(東京都庁職員)
「23区特別職人事の研究」
討論 木下淑恵(東北学院大学准教授)
6 研究者セッション2(11:05~12:05)
南北における地方政治の変容
司会 小南浩一(北陸大学准教授)
報告 浅野一弘(札幌大学教授)
「自民・民主激突の北海道知事選挙:なぜ、民主党候補は敗北したのか?」
照屋寛之(沖縄国際大学教授)
「沖縄県知事選挙の変容」
理事会(12:10~13:00)
昼食(12:05~13:00)
7-1 立法過程セッション(13:00~14:00)
「政策スタッフ」の課題
司会 山口希望(法政大学大学院政策科学研究所特任研究員)
報告 正木寛也(衆議院法制局)
「議員立法の法案作成過程」
池本寛子(国会議員政策担当秘書・弁護士)
「超党派議連による『空襲被害者等援護法(仮称)』の立法過程」
横田昌三(社会民主党政策審議会事務局長)
「立法府における議員立法活性化の取り組みと課題」
7-2 ジャーナリスト・セッション(13:00~14:00)
震災以降の地方政治の変容:報道の側から
司会 白鳥浩(法政大学教授)
報告 川上高志(共同通信・論説副委員長)
「がれき処理と原発問題:考察の材料として」
8 東アジア地域と日本(14:05~15:35)
東アジア地域の安全保障
報告 孫崎享(元防衛大学校教授)
「東アジアのパラダイム変化」
司会・討論 中本義彦(静岡大学教授)
9 共通論題3(15:40~17:10)
記念講演・自治体経営の新たな段階
講演 鈴木康友(浜松市長)
「独立した持続可能な自治体経営について」
司会 白鳥浩(法政大学教授)
討論 中島忠男(静岡新聞政治部部長・論説委員)